メリットとデメリット
インビザラインのメリットとデメリット、従来の矯正との比較など
インビザラインと従来の矯正との比較
インビザラインと従来の矯正(唇側ワイヤーおよび舌側ワイヤー)のメリット、デメリットを比較表にまとめてみました。
インビザライン![]() |
唇側ワイヤー![]() |
舌側ワイヤー![]() |
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目立ちにくさ | ◎ | △ | ○ |
食事のしやすさ | ◎ | △ | × |
歯磨きのしやすさ | ◎ | △ | × |
痛みの少なさ | ○ | △ | △ |
違和感の少なさ | ○ | △ | △ |
喋りやすさ | ○ | ○ | △ |
虫歯のなりにくさ | ○ | △ | △ |
歯周病のなりにくさ | ◎ | △ | × |
通院回数の少なさ | ◎ | △ | △ |
対応症例の多さ | ○ | ◎ | ○ |
矯正費用 | ○ | ◎ | △ |
矯正期間 | ○ | ○ | △ |
身体への影響 (金属アレルギー等) |
◎ | △ | △ |
歯への負担の少なさ | ◎ | ○ | △ |
治療中の実感度 | ◎ | ○ | ○ |
◎:特に優れている ○:優れている △:やや劣る ×:劣る
インビザラインのメリット
- 透明で目立たないので、人に気づかれずに矯正治療ができる。
- 取り外しができるので、食事や歯磨きも普段通りに行える。
- 矯正開始から終了までの歯の動きを3Dシミュレーションで視覚的に確認できる。
- 金属を使用しないので、金属アレルギーの方も安心して矯正治療できる。
- 薄くて滑らかな素材でできているので、口腔内を傷つけたり、口内炎になる心配がない。
- 2週間毎のアライナーの取り替えを患者様自身で行えるので、通院回数が少ない。
インビザラインのデメリット
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アライナーだけでは治療が難しい症例がある。 ただし、そのような場合でも、一時的または部分的にブラケットおよびワイヤーなどの補助装置を併用することでほぼすべての症例に対応できます。
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決められた装着時間(1日20時間以上)を守らないと治療計画に影響が出る。 食事の後にアライナーを装着し忘れるなど、決められた時間アライナーを装着しないと矯正期間が延びたり矯正結果に影響がでます。患者様の協力が最も重要です。
インビザラインには、「治療中の見た目の美しさ」や「取り外せるために虫歯になりにくい」「歯への矯正によるストレスが緩和できる」など、従来の矯正装置にはない優れた点がいくつもあります。
その中でも、私が一番のメリットであると考えているのは、3Dによる歯の移動シミュレーションにより「自分の歯が美しくなるというゴールが視覚化される」ため、楽しんで治療を続けられるという点です。3Dによる歯の移動シミュレーションで、未来の自分の歯ならびを見た方は、治療へのモチベーションが上がります。河原町歯科医院では、治療期間中はいつでもご自身の矯正シミュレーション映像をご覧になれます。